20年
20年経つのか…。
改めて実感しているのは、20年目の日があと1ヶ月で来るからなんだと思う。
会社員を8年で離脱した私が、20年も続けてるのか。
もちろん、20年の間に離れざるを得ない時期もあったけど、
20年前にスタートラインに立った時、
20年後にこんなに、売れない人間になっているとは思わなかっただろう。(笑)
2002年12月10日、私はその年、改装工事を経てリニューアルオープンした、
大阪の中ノ島公会堂のステージに、100人の仲間と先生2人と立って、
ゴスペルを歌っていた。
私が人生で初めてステージで歌を披露した日。
披露したって言っても100人のうちの1人。
その時の先生の一人が、その後18年ほどお世話になる北出先生。
…お互い20代でしたね(笑)
きっかけは、本当に偶然、大学の事務室でゴスペルのワークショップのチラシを見つけたことだった。
「ローマは1日にしてならず」というけども、
本当に、1枚のチラシを見つけたという、何の特別感もないきっかけが、
20年間「歌」という一本道を歩む、第1歩になったのである。
日々の生活で起こる何気ない機会が、
振り返ってみて何気ないまま終わるか、輝かしいものになるか、
それはその後どう歩んでくるかによって見え方は変わってくる。
もし、私の自伝的映画を作ったら、私がそのチラシに出会うシーンでは、
チラシが宝石いっぱいの宝箱のように、キラキラ光っているだろう。(笑)
たくさんの曲に出会い、たくさんの人に出会うきっかけとなった、
20年前を、ちょこちょこと振り返っていこうと思い、
ほったらかしのブログを掘り起こした次第です。(笑)