智‘s Eyes

シンガーソングライター・ナガオカ智が、自分で見聞きしてて、体験して、思ったことや感じたことを綴っているブログです!

智’s Eyes

シンガーソングライター・ナガオカ智のブログ

ファインダーから見えるもの

今年は、たくさんの方に出会うといいことがある運気らしい。

Qesheth NoteSの雄大くんからご紹介いただいた新谷さん。

スチールカメラマンと紹介されたものの、聞いてみると、新谷さんは音楽のイベントを企画されていて、その繋がりで雄大くんも知り合ったという。

打ち合わせというか、とりあえずお会いしましょうということになったんだけど・・・

新谷さんは福井のご出身地で、私の好きな街・敦賀福井県ということで、その話から、お互いにどんな風に歩んで、どうして今ここにいるのか?という話を、いろんな横道にそれながら話すこと・・・4時間(笑)

イベントを仕掛ける側の新谷さんは、私が本職で裏方をやっていた時の大変さもわかってくださるし、世代も近いから同じような経験をしているところもあったり、新谷さんはめっちゃ貴重な経歴をお持ちな方なので、聞く話が本当に新鮮で、実は4時間でも時間が足りなかった気がしている。

そして、ある瞬間から新谷さんの雰囲気がちょっと変わり始める。カメラマンとしてのスイッチが入った瞬間。

今回の最終目的?はアー写を撮ろうということ。そのために、新谷さんは、私がどんな人間で、どんな風に撮られたいのか?ということを知らねばならない。

裏方の時から、アートディレクションがものすごく苦手で。どんな写真が撮りたい?と聞かれて、「かっこいいのがいい」と答えがちなのだが、「かっこいい」にもいっぱい種類があるわけで、それをわかりやすく伝える事が私は苦手である。

だからこそ、新谷さんは私に質問を続ける。それに答えることは、自分でも「そうか、そういうことか!」とか「そういう風に伝えればいいのか!」という気づきになる。

ちゃんとアー写を撮る日までに、また私の方でもイメージを固めてお伝えすることをお約束し、ミーティングはお開き。


街ブラしながら写真を撮ることに。

人前で歌うことにはだいぶ慣れた。初めて歌う場所でも、無駄に緊張しなくなった。

でも、写真を撮られるのは、なんだかちょっと恥ずかしいし、慣れない。

私は「可愛いと言われることが苦手だ」という話をしたのに、新谷さんは「可愛いね〜」と言いながらシャッターを切る。私は笑いながら「わざと言ってるでしょー!!」そんな瞬間にシャッターの音がする。

スチールのカメラマンさんは、ファインダーから、心も覗いて、それが表面に出てきたところを撮っているのかもしれない。


いずれ新谷さんに撮っていただく写真に写っているかっこいい私は、かっこいい心の持ち主であるだろうか?

今後、どんなアーティストになりたいかも含めて、考えてみるきっかけになりそうだ。f:id:tmngok0811:20240115153155j:image

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