Shout Of Soul
中之島組のお話は前回のブログに書きましたが、
本当にその出会いは、私の人生に大きな影響をもたらしてくれました。
中でも大きかったのは、先生たちのグループ「God's Child」のようなゴスペルグループを自分たちでもやりたい!と言って、私をメンバーとして選んでお声がけくださった方がいました。
それが「Shout Of Soul」という7人組のコーラスグループ。
今思えば、これがいわゆる「自分のバンドでの活動」に匹敵する感じの活動でした。
(コーラスグループなので、自分のグループでの活動ですね〜)
音楽経験がある人もいれば、私みたいに始めたばっかりで、とにかく歌うのが楽しいみたいなメンバーもいたり、個性的な人間が7人集まりました。
名前の由来は・・・メンバーにSkoop On Somebodyがお好きな方がいて、略称が「SOSと一緒になるグループ名がいい」ってことで、ついたらしいです。(笑)
私といえば、今より歌も音感が悪くて、下手で、うまいことハーモニーにならない。
なのに、声と態度がでかい(笑)
いま思えば、メンバーのみなさんには迷惑ばかりかけてたなぁ。
歌や音楽のことはもちろんですが、ちょうど就職活動とも重なった時期で、人間的にも育ててもらいました。
そんな7人が、実はコンテストで賞を頂いたことがありました。
当時、関西にはいくつかの大きな街角音楽イベントのようなものがあり、
ゴスペルには『天保山ゴスペルフェスティバル』というコンテストがありました。
そこでドナルドローレンスの「The Best Is Yet To Come」を歌って賞をいただきました。
受賞した時、びっくりしたのと、私が足引っ張りまくってたのに、それでも賞をもらったってことは、私はメンバーとしてここにいてもいいんだという安心感で、自分ではコントロールができないぐらいぐっちゃぐちゃに泣いてました。
その後も、天満音楽祭や新開地音楽祭という関西の大きなイベントにShoutOfSoulで出演させてもらって楽しく歌っておりました。
このグループは結局、いわゆる「方向性の違い」が出てきて、3年ぐらい活動して解散してしまいました。
私も社会人で環境や興味が変わった時期で、実は一瞬シンガーソングライター的な活動を大阪でしていたものです。
そのあとは怒涛の会社員生活が待っているのですが、それはまた別の機会に。